本を読んでも成長できてない気がする…そんな悩みを感じている人は多いのではないでしょうか。
実際、私自身も『アウトプット大全』(著:樺沢紫苑)を読んで、ガツンと頭を殴られたような感覚になりました。
この記事では、自分の心の変化や気付きをリアルにシェアしていきます。
はじめに
本を読んで「いいこと書いてあるなぁ」と思うことありますよね。
私は結構メモ魔なんですが、本を読みながらもメモ、読み終えた後もメモ、という感じで結構細かく内容をまとめたりしていました。
ただ、本を読んだ直後はある程度覚えてはいるものの、数ヶ月、数年と経つと「あの本ってどんな内容だっけ?」と思うことも多々ありました。
せっかくインプットはしているのに、どこか血肉化されていない感じ、正直、そんな“むなしさ”をずっと感じていました。「アウトプットの質と量を変えないとなぁ」この本を手にしたのもそんなタイミング。
そして、この本を読んで強く感じたことがありました。

あ、自分が足りなかったのは“アウトプット(出すこと)”だったんだ!
書籍情報
- 書名:学びを結果に変えるアウトプット大全
- 著者:樺沢 紫苑(精神科医・作家)
- 出版社:サンクチュアリ出版
- 出版年:2018年
- ジャンル:自己啓発・ビジネス書
- ページ数:256ページ
内容概要:
「インプットばかりで結果が出ない」と感じる人に向けて、アウトプット(書く・話す・行動する)の重要性と具体的な実践法を解説する一冊。精神科医としての知見と著者自身の豊富な実体験をもとに、アウトプットによって人生が変わる道筋を提示してくれます。
こんな人におすすめ:
- 本を読んでも内容が頭に残らない
- 自己成長の実感が持てない
- 勉強や学びを“行動”につなげたい
- 仕事・発信・プレゼンを上達させたい
「知ってる」は“できる”ではないということ
著書の中で、自分自身ハッとさせられたエピソードがありました。
名著「嫌われる勇気」を読んだという30人に対して、アドラー心理学はどんな心理ですか?と訪ねた所。的確に答えられたのは3人だったようです。9割の人はインプットしても定着していないインプットになってしまっているという状態です。
これ、他人事じゃない。。
私も映画の内容はすぐ忘れるし、読んだ本の内容も、誰かに聞かれるとうまく説明できない。それなのに「しっかり学んでるつもり」だったんですよね。
この「●●したつもり」おそらく皆さんも経験があるんじゃないですか?
そういう悩みを抱える人が多かったからこそ、本著がベストセラーになったのでしょう。
インプット3:アウトプット7
本書で繰り返されていた言葉が、これ。
インプットとアウトプットの黄金比は、3対7
引用:『アウトプット大全』樺沢紫苑一
- 本を読んだらすぐに感想をSNSに書く
- 誰かに話す
- ブログでまとめる
- 実際に行動してみる
“学ぶ”だけでは変わらない。だからこそ行動する。
血肉化したいなら、「アウトプット」にこそ時間を割かなければいけないのです。
活用したいツール
以下も驚いたのですが、通常の検索では出てこないものもあるんですね(初めて知りたました)
色々と深堀りしたい時などには、活用できると思うので以下記載しておきますね。
ツール名 | 用途 |
---|---|
Google Scholar | 正確な情報・論文を調べたいとき |
Google ブックス | 書籍内の一部内容を検索・引用したいとき |
PubMed | 医療・健康系の信頼性高い文献探し |
では、私はどう変わるのか?アウトプット改善メモ
読んで終わりでは意味がないので、自分に向けて「明日からできること」を書き出してみました。
- 読書したら、Before/気づき/ToDoでメモを残す
- 学びは24時間以内に誰かに話す
- ブログに書く癖をつける
- フィードバックをもらう習慣をつくる(怖がらない)
- 少しずつでも「自分の言葉」で話す練習をする
本著でも言われていましたが、この本を読んで納得では本当に勿体ない。
みなさんも是非、自分でできることをほんの少しでもやりましょうね!
まとめ
一番の学びは、今このタイミングで、この本と出会えたことかもしれません。
そして、有り難いことにブログを書くということで、自分自身のアウトプットがより洗練されていくということができれば良いなと。
アウトプットって最初は恥ずかしい。
でも、その一歩が成長のきっかけ。
この記事自体も、僕の“アウトプット練習”です。
「読んだだけ」で終わらせない。
ここから少しずつ、変わっていきます。皆さんも一緒にアウトプットしていきましょう!
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