「日経新聞って読みたいけど、月4,000円以上は高い…」
そう感じたことがある人も多いはず。実は、楽天証券に口座があれば、日経新聞を無料で読む方法があるんです。
楽天証券の「日経テレコン(楽天証券版)」を使えば、日経本紙はもちろん、日経産業新聞やMJ(日経流通新聞)なども閲覧可能。
しかも、追加料金なし・登録不要・スマホでも利用OKという、まさにコスパ最強の情報収集法です。
- なぜ日経電子版(有料会員)を、解約したかの理由が分かる
- 日経電子版(有料会員)を、楽天証券で無料で読む方法が分かる
- 実際に解約した上での、メリット・デメリットが分かる
日経電子版(有料会員)を解約した3つの理由
正月や4月などの期初に、気持ち新たにインプットを行う為に、日経電子版を契約される方も多いと思います。
私自身も、実際に契約をしてきた中で、インプットが出来ている実感もありましたし、取引先との話の中で「今日の日経新聞の記事でもありましたが」という話が出てくることも多々ありました。
このブログを読んでくれている読者の中には「とはいえ、解約して大丈夫かな?」と迷っている方もいると思います。そこで、私が日経電子版を解約した理由を3つまとめてみました。
解約理由1:情報量多すぎる
日経新聞って情報量が凄いんですよ。
なので、記事を見ていないと、どんどん未読がたまります。
土日などで、巻き返しで確認することもありましたが、インプットではなく、読むことが目的になっている自分に気付いて、あれ?これ意味あるか?と思うことがありました。
解約理由2:費用対効果に疑問
日経電子版は『月額約4,277円(税込)』と、情報メディアの中でも高めの価格帯。
「読んでない日もあるのにこの価格は…」と思ってしまうこともありました。
もっと価値を高めるというのは出来ますが、そこまで活かしきれてなかったというのが本音でしょうか。
解約理由3:日経テレコン(楽天証券版)で十分
まさに今回のケース。実は元々日経テレコン(楽天証券版)で、日経新聞を閲覧していたことがあったんです。
その時は、正直記事が見づらいなぁと思っていたんですが、日経電子版の紙面タイプでなければ、そこまで大きな違いはないなぁと思ったのと、現状の閲覧頻度、月額費用を加味すると「それならわざわざ有料で読まなくても…」となったのは自然な流れかなと思います。
有料から無料に切り替えても問題なかったのか?
では、実際に日経テレコン(楽天証券版)での閲覧については問題なかったんでしょうか。
以下で、私的には問題がなかった理由3つをあげさせてもらいます。
理由1:ほぼ同じ記事が読める
楽天証券経由の日経テレコンでも、日経本紙の記事が読めます。
タイトルだけではなく、冒頭から最後まで、きちんと読み込めるのがポイント。
(なお、配信内容は、楽天証券用にカスタマイズされているとのことですが、私が見る限り大きな違いはないと思います。)
無料でほぼ同じ記事が読めるって凄くないですか?これが一番ポイントですね!
理由2:1年分の過去記事も検索可能
これが地味にすごい。
楽天証券版のテレコンでは、最大過去1年分の記事が検索可能なんです。
たとえば「特定の企業名」「特定のワード」などで検索すると、さかのぼってそのテーマの記事がずらりと出てきます。
ちょっとした調べ物や、資料作成の参考にも最適。
個人的には、ビジネス書を読んでいて出てきたキーワードを日経記事で追うという使い方や、特定企業の情報収集にも非常に役に立っています。
理由3:PDFで記事の閲覧が可能
PDF付きの記事もあり、本当に気になる記事はPDFで閲覧、つまり紙面のように見えるのも良いです。
特にグラフや写真がみたい記事の時は、PDFをダウンロードすることで、日経新聞を読んでいるかのようなUIで記事を閲覧できるのはいいですね。
一点、デメリットで言うと、スマホ閲覧の時はPDFを毎回ダウンロードになってしまいます。
また、クリック→ダウンロード→記事の閲覧という形で、微妙にタイムラグが発生するので、気になる方はいるかもしれません。

とは言え、皆さんに改めて言いたい。「無料ですよ」と!
具体的なアクセス方法について
PCでのアクセス方法
日経テレコン(楽天証券版)をPCでアクセスするには、楽天証券の「マーケットスピードⅡ」のインストールが必要です。
- マーケットスピードⅡにログイン後、「ニュース」「日経テレコン21」をクリック
- 「利用許諾条項」に「同意」する
- 「きょうの新聞」「日付」「媒体」から、ご自身の読みたい記事をクリック
- 「キーワード入力」で、特定記事へアクセス
STEP1:マーケットスピードⅡにログイン
前述した「マーケットスピードⅡ」をインストールし、アカウントにログイン。
左側の「ニュース」「日経テレコン21」をクリックし、画面中央に出てくる「日経テレコン21」をクリックします。


STEP2:「利用許諾条項」に「同意」する
「利用許諾条項」が表示されるので、「同意する」をクリック。


STEP3:「きょうの新聞」「日付」「媒体」から、ご自身の読みたい記事をクリック
画面上部にある「きょうの新聞」をクリック。
その後は、見たい記事の「日付」、見たい「媒体」を選択し、表示されるご自身の読みたい記事をクリック。


STEP4:「キーワード入力」で、特定記事へアクセス
画面上部にある「記事検索」をクリック。
検索したい「キーワード」「期間」「データベース」を入力すると、最大過去1年分の記事がまとめて閲覧できます。
こちらの検索は、基本的には全期間、全データベースを対象に、気になるワードを入力で良いと思います。


スマホでのアクセス方法
前提として、「日経テレコン(楽天証券版)」をスマホで見るには、楽天証券の「iSPEED(アイスピード)」というアプリが必要です。
なお、こちらのアプリですが、「日経テレコン(楽天証券版)」を見る為以上の機能があり、そもそも株式の情報を見れるだけではなく、企業のニュース、四季報、業績なども見れるので、企業研究などにも非常に便利に使えます!
仮に、「日経テレコン(楽天証券版)」を見なくても、是非インストールされることをオススメします。
以下、スマホでのアクセス方法をお知らせします。
- iSPEEDにログイン後、「メニュー」をクリック
- 「日経テレコン」をクリック
- 「利用許諾」に同意する
- 「きょうの新聞」「日付」「媒体」から、ご自身の読みたい記事をクリック
- 「キーワード入力」で、特定記事へアクセス
STEP1:iSPEEDにログイン後、「メニュー」をクリック
ログイン後、右下の「メニュー」をクリック。


STEP2:「日経テレコン」をクリック
画面真ん中あたりに「日経テレコン」のボタンが表示されるので、そちらをクリック


STEP3:「利用許諾」に同意する
「利用許諾条項」が表示されるので、「同意する」をクリック。


STEP4:「きょうの新聞」「日付」「媒体」から、ご自身の読みたい記事をクリック
まずは画面上部の「メニュー」ボタンをクリック


「きょうの新聞」をクリック
(キーワード検索したい方は、キーワード入力してください。⇒STEP5で解説)


日付や媒体を変更出来ますので、ここでは媒体の変更をしてみましょう。


画像のように、閲覧可能な媒体が表示されるので、ご希望の媒体を選択して、任意の記事を閲覧してください。


STEP5:「キーワード入力」で、特定記事へアクセス
「記事検索」では、スマホ版同様、検索したい「キーワード」「期間」「データベース」を入力すると、最大過去1年分の記事がまとめて閲覧できます。


有料版との違いは?【徹底比較】
なお、有料版との違いも気になるところだと思いますので、以下に、有料の日経電子版と楽天証券版の機能の違いをまとめました。
(※2025年5月時点の情報の為、今後変動の可能性あり)
比較項目 | 日経電子版(有料) | 楽天証券「日経テレコン」版 |
---|---|---|
月額料金 | 約4,277円(税込) | 無料(楽天証券口座開設者) |
読める媒体 | 日経新聞の朝刊・夕刊に加え、電子版オリジナル記事を幅広く提供 | 日経新聞の朝刊・夕刊、日経産業新聞、日経MJなどの閲覧(3日分)、日経速報ニュースの閲覧 |
表示形式 | 紙面ビューあり(新聞そのまま) | テキストベース(紙面ビューなし) |
写真・図表 | 新聞記事と同様のものを閲覧可 | PDFで一部閲覧可能 |
記事の反映時間 | 即時更新 | 数時間のタイムラグあり |
記事保存・クリップ機能 | あり | なし |
過去記事検索 | 最大3ヶ月 | 最大1年 |
こうして見ると、紙面ビューやビジュアル性を求める人は有料版が向いていますが、ピックアップした情報収集が目的なら無料版で十分ではないでしょうか。
なお、楽天証券「日経テレコン」版の方は、紙面情報として記事が見られるのは基本3日分です。
ようは、「4日前の朝刊を見たい」となった場合、その日の朝刊全体を閲覧することは出来ませんが、ピンポイントに「企業名」などで検索をかけると過去1年分までの記事の閲覧は可能。
とは言え、情報検索をする場合、基本的に特定企業、特定ワードなど指名で検索をかけると思うので、あまり気にならないと思います。それ以上に1年分遡れるという方が魅力的かなと。
解約したことによるメリット・デメリット
- 月額4,000円以上の節約になる
- ほぼ同等の記事が無料で読める(過去1年分まで検索可能)
- PDF閲覧ができる記事は、ほぼ紙面ビューアー同様のクオリティーで記事閲覧ができる
- 全ての記事で紙面ビュー(新聞風レイアウト)は見れない(一部PDF閲覧は可能)
- クリップや保存などの機能が使えない
- アクセスが面倒(1タップでは見れない為、地味にストレスにはなる)
ここまでの説明でメリットは理解してもらえていると思うので、ここではあえてデメリットについて説明したいと思います。
上記にもあるように、やはり写真やグラフなどのビジュアル情報へのアクセスは面倒です。主要記事はPDFで閲覧出来ますが、稀にPDF化されていないものもありますし、スマホアクセスの場合はPDFのダウンロードが結構面倒。
また、クリップや保存機能が使えなかったり、自分が知りたい情報へのアクセスは正直有料版の方が圧倒的に良いです。
また、記事を見るまでのアクセスが1タップではない為、そもそも記事を見る機会も減ってはしまったかなと思います。それらも含めて、ご自身にあった選択をされると良いと思います。
結論:「学び」も「節約」も両立できる賢い選択
人によっては、有料版の方がいい!という方は絶対におられると思いますし、全く否定もしていません。
本記事では、価値ある選択とは何か?ということを投げかけ、お金のかけ方には合理性を持ちたいという視点を大切にしています。
日経新聞を読むことは、その代表格。
けれど毎月4,000円以上を払い続けるよりも、無料で同等の情報が得られる手段があるなら、そちらを選ぶという選択肢もあってよいのでは?と思います。
楽天証券の口座をすでに持っている方は、今日からでも試してみてください。
まだの方は、知識と資産形成の一歩を同時に踏み出すチャンスかもしれませんね!



選択は皆さん自身ですが、まずは様々な方法があるということを「知る」ということが、重要だと思います!
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